no side

昨日おこなったある大学院生のレッスンで、英語の another の使い方についての Q&A はかなり heated なものとなった。another two や more two などその語法は、場合によっては複雑で微妙?なケースがある。それはさておきこの人は高校時代ラグビーで大阪代表候補にもなったことがあるそうだ。一生懸命ものにとりくんだあとの達成感は誰にも気分のよいものだが、特に相手のあるラグビーのようなスポーツゲームの場合は自分だけではなく終わったあとに相手に対する一種尊敬の念のようものが勝敗に限らず生まれるそうだ。今若い人に人気の格闘技の選手たちもきっとそうだろうが、ラグビーでもno side というよく知られたことばがある。最初は両サイドが勝ちをもとめて懸命にたたかいはじめるが、試合がおわれば二つのサイドが一つ(no side)になり深い感動を共有するというわけである。たんなるfinish ではないところがよい。あらためて困難に対して最善を尽くす大切さを考えた。

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