2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

   classify と categorize

この二つの語も研究報告やアブストラクトでyおく用いられるものですが、同じ意味のregister と独立した部分を考えておき、必要に応じて使い分けしたいものです。 classify 共通な特性を持ったもののグループに分類する。 categorize 科学的、哲学、生物学な…

     treat と deal with

日本語では、どちらも、「取り扱う」と通例訳して親しまれて?いる語ですね。treat のほうは医療、医学の分野では「治療する」として頻繁に用いられています。これらの差異をもう少しみておきます。treat 通常、取り扱う態度を示すことばとともに用います。(…

     clarify   と  elucidate

日本人の書いた英語研究論文には非常に多く, This stufy is to clarify 〜 ....... . 一方外国の研究者のものには、 Here we are to elucidate our objectives and method of. ....... .など clarify より はるかに elucidate が多いように感じます。両方と…

    calculate  と  compute

これらも,どちらも、「計算する」という意味をコアにしていますが、理系の論文では使用を明確に区別して起きたい語ですね。calculate 数学、科学上の複雑で、高度な数字を使って計算する場合に用い、測定などですぐには確かめられません。compute 通例、複雑…

    decide  と  determine

国際学会で発表するときや、研究論文を仕上げるときによくきかれることのひとつに、decide とdetermine 、どちらを使えばいいですか、というのがあります。 decide 「決めかねていたことをや、疑い、争いに決着をつけ今後の行動や進路を決定する。」We`ve de…

include, contain, comprise, comprehend,

上記のそれぞれの単語は、日本語では普通、「〜を含む、含んでいる」と訳していますが、当然それぞれ微妙に異なったregisterを持っていますので論文など正確さを必要とするものは注意して用いたいものです。include : 全体の一部として含む、いくつかある構…

      表現形式と差異

技術英文の場合は同じことをいろいろな形式で表現できることが多いですね。例えば、次の二つの文はほとんど同じ内容を表しています。These inverted sugars are as sweet as sucrose. (A) これらの転化糖の甘さは、蔗糖とおなじであるThe sweetness of these…

      関係副詞の ”that"

科学技術系の英文では、以下のような ”that" が 関係副詞として使われる場合があることを知っておくと、英文を作成するときに役立つときもありますね。It was the time that the experiments were announced to have been successful.This survey was conduc…

       "Dangling Gerund"

5月は世界中のあちこちで、いろんな分野の研究者のための国際学会が集中的に行われる季節で、私たちのところでもその準備をする方々が多いときです。それらの英語に関するお手伝いをするなかで、ほとんどいつもといっていいくらいに気になる語法文法上の問題…

    「〜に対する」の英語

「〜に対する」というの英語におきかえるとき、この表現だけではありませんが、とくにその context を理解できないと英訳できないときがあります。 「客に対する態度」 the way to attend to a customer 「彼が私たちに対するとき、、、」 when he deals wit…

      "What is "fire?"

と、例えばきかれたら、見て判ればいいのでそんなことは実際にはほとんどないちょっと奇妙な質問でしょうが、ま、ものの定義を答える練習としてやってみるのも英語の勉強になるかもしれませんね。 a process in which substances combine chemically with ox…

     反比例?逆比例?それとも裏比例?

数学を学ぶとき、「AとBの2つの変数があり、Aが2倍、3倍に増加していくとき、他方Bもそれに伴って2倍、3倍と増加していく。このとき、AとBは(正)比例の関係にある」などといった、定義を学びます。英語でも、 The photoconductivity is proportional to th…

       「 〜によって」の表現

I go to school by bus. He went there by the 5:45 train.など、「日本語の「〜によって」(手段)は、 by 〜で表されることが普通ですが、少し専門分野に入るとこの分類は慎重さをもとめられることがあります。The description of a vector by means of it…

       viscosity

英語のノンネイティブにとっては語彙を増やす必要性が何にもまして大切なことは理解していても、自分の専門分野以外の英語語彙となるとまるで見当もつかないものも多い。The viscosity of blood is about 4.5 times higher than that of water.(血液の粘度…

     increase with increase

普通あまり見かけない表現の続きです。論理を最優先する科学英語ですが、どこかで使えることがあるかもしれませんね。ご参考に。 In general, the solubility of solids in liquids increases with increasing temperature, and the solubility of gases in …

     decrease with increase ??

このphrasal expression も sentence-based で把握しないと正確に理解できないですね。考えてみれば、日本では、入試や資格試験用と銘打って”単語集”や”熟語”などから英語を学ぶ!?といった奇妙で歪な「言葉の学習」が社会全体に蔓延っているのは大変な問題…

      a seventh of a second

いつもとは少し違った英語表現ですが、上記の表現はどう訳すのでしょうか。これだけではわかりにくいですですが、文のなかでみればわかりますね。つまり表現というのは context でとらえなければきちんとした理解にならないという好例ではないでしょうか。 F…