K Y 、では   Y N  は ?

女子高校生を中心に若い世代のあいだでよく使われているらしい K Y (空気が読めない)は私のようなネンコウ(年高?)にも場合によってはピタッときてなかなか面白い。空気を表現手段に使うところは英語にもおおい(put on airs, on air,air the room,,,)が、「夫婦は空気のような関係がよい」などいった表現〔これについてはまた後日に)は結局なにをいっているのかはっきりしないが、「空気が読めない」の方は意味が取れる。もっともそれを言わないで, K Y とまめるところが記号言語論的で受けるのかもしれない。先日大変聡明な高校生であるATさんへの授業の中で、僕のほうから、「では、Y N は どうですかね」ときいてみたら、しっかりとした英語が使える returnee である彼女は、わっと笑ってまんざらでもなさそうな反応をした。"How`s your school now?,Is that okay?" "Well, Yes and No." の「うん、、ビミョウ」から Y N と悪乗りしてみたのだが??。英語でも近頃は物事の関係が複雑高度になり、そうはっきりいえないことがおおくなってきたからか Well,Yes and No をよく聞くようになってきた。Yes-Yes and No-Noと中間があり、かっての「No といえない日本人」的文化論はもともと短絡であったが、急速にその力を失なうだろうと予想している。
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