ゼロ(0)は 単数? 複数? (2)
前回、ゼロ(0)の複数の例をかきましたが、ほかにもいろいろあります。 I got a zero in Math (数学で零点をとった)と 単数にすることもでき 、0.34 は (0 point) thirty four とは言わず、 (0 point) three four と言い、複数とも単数ともとれたりします。
0 hour → 0時
0 hours → 0時間
0 times → 0回
0 visibility → 下方 15m、前方 50m (視程ゼロ)
0 gravity → 無重力 不可算名詞
など 0 の世界らしく?その表現も複雑ですが、logical にしようとしているところがうかがわれますね。なかには、学校で教わる deer sheep のような単複の同形の語は単複の同形といわず、 0 allomorph ( 0形態: 同一固体の異なった形態)と厳密な分類にしています。 普通私たちがよく使う ”関係詞の省略”も 0 relative として省略ではなく、ゼロであるとしています。 つまり、0 を限定形容詞にして
0 + 単数名詞 → 無、 (0番目の)
0 + 複数名詞 → 無いに等しい
などの 0 の definition の word register からくるのではないでしょうか。